- No.3503
- 料理・グルメ
ルイベ (北海道)
鮭の身を凍らせて、半分解凍したところを切り分けていただきます。要するに凍らせた刺身です。
アイヌ語で「溶ける食べ物」を意味する。冷凍保存食の総称。一般的には、サケなどを凍らせた刺身。
出典:農林水産省Webサイト(XXX)
「ルイベ」はサケやマスなどの魚を冷凍させてから、解凍させないまま刺身にして食べる郷土料理。口に入れた時の凍った食感と口のなかで次第に溶けていく味わいが特徴。
「ルイベ」はアイヌ民族発祥の料理といわれている。北海道のサケの漁獲の歴史は古く、アイヌの人々は貴重なタンパク源としてサケを捕獲していた。寒さが厳しい冬に備え、サケを雪に埋めて凍らせて保存しておき、凍ったまま薄く切り分けて食べていたことが「ルイベ」の発祥といわれている。また、サケの身に潜むアニサキスなどの寄生虫は凍らせることによって死滅するため、寄生虫対策としても有効であった。名前の由来も、アイヌ語の“溶ける”を意味する「ル」と“食料”を意味する“イペ”を合わせた「ルイペ」が語源といわれている。
「ルイベ 」は一般的にサケやマスを使用するが、ヒメマス・イカなどの魚介類の食品を凍ったまま、薄切りにして食べる方法を「ルイベ」と呼ぶこともある。
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2014/6/27 16:27:42 登録 2024/4/4 10:25:04 更新
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