• No.3463
  • 料理・グルメ

あんもち雑煮 (香川県)

煮干しと白味噌の汁に、大根、にんじんなどを入れ、丸もちを入れて食すお雑煮。もちの中にあんこが入っているのが特徴。

味噌に白味噌を使うのは一説によると保元の乱(1156年)に敗れ讃岐に流された崇徳上皇のもとへ、京から行き来する人々によって京都から伝えられたといわれています。もちの中にあんを入れるのは江戸時代、「讃岐三白(塩、砂糖、木綿)」と呼ばれた名産品の砂糖を、正月くらいは贅沢品を食べたいと庶民が小豆餡の形でこの料理に取り入れたそうです。

現在でも、香川では正月の定番料理です。

甘みの少ない時代、正月にいただくあんもち雑煮は何よりのごちそうでした。
煮干しのだしに米麹を多くし、塩分をひかえて仕込んだ白味そをときます。
具は、地域によって変わりますが、大根、人参、里芋等を家族仲良く円満でありますようにと願いを込めて、輪切りにして入れています。

2014/6/20 20:28:54 登録 2014/7/1 18:46:22 更新

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