• No.3414
  • 料理・グルメ

牛タン焼き (宮城県)

牛のタン(舌)をスライスしたものに塩やタレなどで味付けをし、焼きあげた料理。

・牛たんは、仙台市内だけで約90軒以上で提供!
・ほとんどのお店では、牛たんの定食が1,500円オーバーのため、宮城県民は他県からのお客さんをもてなす時や、ちょっと贅沢をする時に牛たんを食べに行くという。
・牛たん定食には、3つのマストアイテムがある! 脂の乗った牛たんにぴったりな「麦飯」、牛のテールをじっくり煮込んだ「テールスープ」、青唐辛子を味噌で漬けた「南蛮味噌」がマストアイテム!
・お店によって塩味以外の牛たんも存在! みそ味は仙台味噌と白味噌をブレンドし、クセがなく香ばしいおいしさ! たれ味は赤ワインと味噌が隠し味となり、柔らかくマイルドな味わい!

戦後、牛肉、豚肉、鶏肉と様々な焼き料理が食されるなか、モツ(内臓)、タン、テールなども利用する習慣が広がりうまれた料理とされます。はじめは仙台市の飲食店で「珍味」とされていましたが、低脂肪高タンパクの健康的なイメージとその味が評判となり、全国に広まったとされます。
現在でも飲食店が多く存在し、やや厚切りにした牛タン焼きと、テールスープをともに提供する「牛タン定食」が定番です。
牛タンは牛の舌部を指し、タンは英語のtongueから由来しています。太平洋戦争後に仙台に駐留米軍が残したタンとテールを有効に活用するために焼き鳥店が牛タン焼きの専門店を開業したことが始まりです。高度成長期に仙台の単身赴任者などにより全国的に知られました。

2014/6/20 19:43:27 登録 2017/5/8 16:17:53 更新

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