- No.271
- 料理・グルメ
よこすか海軍カレー (神奈川県/横須賀市)
神奈川県横須賀市のご当地カレーです。
カレー粉、小麦粉を炒めてルーを作り、牛肉や鶏肉、にんじん、じゃがいも、玉ねぎと共に鍋で煮こんで作られる「よこすか海軍カレー」。
その発祥は海軍食。当時、日本海軍において調理が簡単で栄養バランスが良いメニュー「イギリス海軍のカレーシチュー」を採用しました。これにとろみをつけて日本人好みの味に調えご飯にかけて食べるようにしたものとされます。
日本で食されるカレーのルーツともいわれ、横須賀市ではカレーの食べくらべなどを内容とした「よこすかカレーフェスティバル」も開催されています。
調理が簡単で、栄養バランスの良いカレーライスは、明治期の海軍の人気メニューとなるとともにふるさとに戻った兵士達によって全国に広まり、各家庭に定着しました。
横須賀は海軍とともに歩んできた街であり、この横須賀からカレーが広まったといえます。明治期の海軍レシピ「海軍割烹術参考書」をもとに当時のカレーライスを再現し、「よこすか海軍カレー」を誕生させました。
横須賀海軍カレー
家庭の定番メニューである具沢山の「カレーライス」は、横須賀が発信の地。旧日本海軍がイギリス海軍のカレーシチューを採用し、日本人の口に合うよう小麦粉を加え、とろみをつけご飯にかけて食べたのが、現在一般のカレーライスのルーツといわれている。とろみがついたのは船が揺れても食器からルーがこぼれないようにするため。
とろりとしたカレールーににんじん、じゃがいも、たまねぎをはじめ多数の具を加え、日本米との絶妙なコンビネーションを遂げている。発祥の地ならではのカレーライスを楽しみたい。
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2013/2/26 17:10:03 登録 2015/2/4 15:37:17 更新
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