• No.6656
  • 料理・グルメ

マグロのかぶと焼き (神奈川県/三浦市三崎地域)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/35_13_kanagawa.html)

日本屈指のマグロ漁港として知られる三浦半島の三崎港。「マグロのかぶと焼き」は、三崎地域の名物で、マグロの頭部をそのまま焼き上げた豪快な料理。もともとはマグロ漁船に乗って遠洋に出かけた三崎の漁師たちが、売り物にならないマグロの頭を船の煙突に吊り下げて蒸し焼きにして食べていたことが始まり。また、港に帰ってきた若い漁師たちの酒肴としても楽しまれた。40年ほど前から、三崎港近くの飲食店がマグロのかぶと焼きを一般客向けに提供し始めたという。巨大なマグロの頭がそのままテーブルに上がるこの料理はインパクトが大きく、特に観光客に楽しまれている。一般的なマグロ料理では口にすることが少ない、ホホの身や目玉の裏の身など希少な部位を味わえるのも魅力である。
港に適した地形をもつ三崎は、古くから沖合・沿岸漁業の拠点として発達し、昭和初期にはマグロ漁が盛んな遠洋漁業基地として全国に知られるようになった。現在では世界各国で獲れたさまざまな種類のマグロが船上でマイナス60℃に冷凍保存され港に運ばれ、魚市場を通して首都圏を中心に出荷されている。三崎の魚市場では一日に400~1000匹のマグロが取り扱われている。

2024/4/17 19:47:05 登録

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